日本にアロマセラピーが普及しだしたのは、今から25年くらい前から。
アロマショップが現れ、店頭には良い香りが漂っていました。
その頃は大抵のショップでラベンダーの香りを流していましたね。
私は、いつもショップの前を通ると、素通りは出来ず、
必ず暫くその香りを楽しんだものです。

そして、家にアロマランプを買い、お気に入りの精油で香りを楽しむ様になりました。
そして、ハーブも昔から大好き。旅行に行くと必ずハーブガーデンを探して立ち寄ります。

風に乗って運ばれて来るハーブの爽やかな香りを嗅ぐと、本当に心が癒されました。
ですが、当時は自分がアロマやハーブのお仕事をするとは全く思っていませんでした。
とは言うものの、私の持っている服や食器、気がつくとボタニカル模様ばかり。
無意識のうちに選んでいました。
きっと前世から植物との関わりが大きかったんだろうなぁ。
やっぱり、このお仕事をする運命だったのかもしれません。

私は、元々音楽が好きで、学生時代はフォーク系のバンド活動をしていました。
踊ることも好きで、今でもジャズダンスは毎週レッスンを受けています。

美術系も好きで、お仕事ではテレビ局の裏方で美術関係のお仕事をしていました。
食べることも大好きで、お料理も好き。
昔から五感を使うことに興味があったんだなぁ、と今思います。
その後、結婚、出産、両親の死、離婚と、人生の様々な節目を迎え、
ようやく真剣に自分の人生の事を考えるようになりました。
随分と遅い目醒めです。

私は何の為に生まれてきたのか？本当にやりたい事は何なのか？
そして出た答えは
「人を癒す仕事をしたい」という事でした。

人を癒すのにも色々な方法があります。
でも、それなら自分の好きなことで癒せたら一番！と思ったのです。
そして、そこから大好きだったアロマとハーブをひたすら勉強。
トリートメントも学びました。

植物療法に興味を持ったのには、もうひとつ理由があります。
私の父は糖尿病で、中年以降、朝・昼・晩と薬を山の様に飲む生活を送っていました。
昼は少し数は減りますが、朝、夕は6、7種類服用していたと思います。
ここでは詳しく書きませんが、薬によって生かされ、
薬によって殺された父の生活を見て来て、西洋医学に対する疑問も感じていました。
なんとか薬を飲まずに健康でいられないものか？と。

なので、自然療法に対する興味も大きかったのです。

実際、勉強してみてわかった事は、心と身体は繋がっている。
切り離して考えてはいけない物だ。という事でした。

そして、本当に心身共に健康でいる為には、アロマやハーブは勿論有用ですが、
それだけではダメ。

食べ物の様に口から入る物、肌から吸収する物、呼吸法、考え方、
など様々な物が心と身体に大きな影響を与えているのです。

ホリスティック(全体的)な考え方の大切さを改めて痛感しました。
無意識のうちに使っている物の中には身体に有害なモノも沢山あります。
知らずに使っている事が怖いのです。

まずは、良いもの、悪いものの見極めがしっかり出来、自分の価値観でキチンと選択する。
自分や、家族の健康はお医者さんに頼るのではなく、自分でケア出来る。
そんな賢くて、素敵な女性が増えてくれたらいいなぁと思うのです。

ですから、私はこれまでの経験と知識を出来るだけ沢山の人にお伝えして、
少しでも幸せで、愛の溢れる人生を送ってもらいたいと願っています。

考え方ひとつで、毎日が健康で楽しい生活が送れるなんて、
簡単でこんなにお得な事はないですね。
そして、扱うアロマやハーブは全て最高級品質のものばかりです。
是非安心してサロンを覗きにいらして下さい。美味しいハーブティーを用意してお待ちしています。

飯野　未由希